力任せにやるのは禁物です

機械式時計には二種類あって、自動巻きと呼ばれるものなら出かける時に腕にはめておけば問題ないです。振動でゼンマイを巻き上げてくれますし、内部の歯車も動くので潤滑油が固まってしまうのも避けられます。一番やってはいけないのが、ゼンマイを巻き上げるために、機械式時計を手に持って乱暴に振ることです。定期的に動かさないといけないという考えからなのでしょうが、強い衝撃を加えると部品を破損する恐れがあります。

もう一種類の手巻き式の機械式時計は、お手入れをする際に気をつけたいのがリューズの扱いです。時計の横についているツマミのことですが、ホコリがたまりやすい場所でもあるのです。そのため掃除をする際に時計の本体から引き出すのですが、力任せにやると壊れます。ゆっくりと引っ張って、八割程度が出たところで止めておくのが無難です。

保管する場所にも配慮を

腕から外した機械式時計と、スマートフォンを一緒に置いておく場合もあるのでしょうが、これはお勧めできません。理由は、機械式時計は強い磁気を出しているもののそばに置くと、時間が狂いやすくなるからです。他にもテレビ、パソコン、スピーカーといった電化製品からはできるだけ離しておきましょう。

加えて湿気が多いところも機械式時計を保管するのには向きません。内部に水分が入り込むとカビが生えるなどの故障の原因になります。それから高温になる場所だと、部品が変形することもゼロではないです。そしてどんなに機械式時計にとって良い環境でも、箱に入れておきたいものです。紫外線やホコリに晒さずにすみますし、落下物からも守れます。

パテックフィリップとは、1839年に創業されたスイスの高級時計メーカーです。世界三大高級時計メーカーの1つとも言われています。